自己研鑽は生活から!ピーバタの生活戦術記

1年半で英語力が全くなかった状態から某大手企業で英訳・通訳業務を担うまでに成長しました。 元々英語が大嫌いで、大学の就活終わりまで英語学習を避けてきました。1年半という短期間でなぜ英語力をここまで向上出来たのか?YouTubeであげている勉強法だけではなく、根本的な生活の部分も大きく関わっていることと良い生活のために役立つ情報を共有していきます!

【就活】就活と英語と仕事に関する事実!某大手企業の英訳通訳担当がお答えします。英語を勉強するならTOEICスコアではなく英語力向上に集中するべき!?

こんにちは!ピーバタと申します!

本日もご回覧ありがとうございます!

 

今回は日経某大手企業に入社して、英語を使って業務に当たったいる私、同会社の同期、他社の知人の体験を下に、就活と英語と実際の仕事に関する事実を共有していきます。

 

何を信じて勉強されるのかは、みなさん次第ではありますが、この記事を読まれた方々に少しでもお力になれたらと思います。

 

本記事に載せられなかった細かい話なんかも動画では共有させて頂いております。

ご興味があれば、ぜひご覧ください!

 


【学生に伝えたい!】就活と英語と仕事に関する事実!某大手企業の英訳通訳担当がお答えします。英語を勉強するならTOEICではなく〇〇力に集中するべき!?

 

 

 

 

”就活”と”実際の仕事”から見る英語の必要性

 

「就活」「仕事」そして「英語」の絡む話題で誰しもこんな質問をしたことがあるのではないでしょうか。

 

”就活において英語は必要か”

”仕事に英語は必要か”

TOEICのハイスコアは就活には有利になるか”

 

私もこれらの質問はよく聞いたものです。

 

今の私がこれらの質問に答えるとしたら、次のようになります。

 

就活において英語は必要か?

私「業界・職種による」

 

仕事に英語は必要か?

私「職種にはよるが、できると有利あるいは優遇あり」

 

TOEICのハイスコアは就活には有利になるか?

私「間違いなく有利になる」

 

これらの問いの私の回答を読んで一瞬「?」となりませんでしたでしょうか。

「就活で”英語”は業界・職種によるけど、TOEICのハイスコアは間違いなく有利になる・・・?」

このように思われた方も少なくはないのではないでしょうか。

 

最初にハッキリさせて頂きたいのですが、TOEICのスコアは英語力には直結しません。

 

つまり、TOEICのハイスコアは間違いなく就活には有利になる。しかし仕事においては英語力が必要になる。TOEIC=英語力ではない。

これがこの記事の結論であり、学生のみなさんに伝えたいことは、TOEICハイスコアを目的とするのではなく、英語力向上を目的とした勉強をしてほしい、ということなのです。

 

就活において大企業はもちろんどの企業を受けるにしても、TOIECのハイスコアは大きなアドバンテージになります。これは確かです。

ですが、実際の仕事において必要なのはTOEICのスコアではなく英語力ということを念押しします。

 

学生に一番してほしくないことは・・・

 

私が学生に戻り英語学習をやり直すとしたら・・・

あるいは、英語学習に取り組みたい学生のみなさんにアドバイスするとしたら・・・

 

私は間違いなく「TOIECのハイスコアだけを追い求める英語学習」はしないし、勧めないでしょう。

 

私が自身の体験してきたこと、見てきたことを踏まえても、入社後一番残念になってしまう新入社員は「TOIECのスコアは素晴らしいけど、スピーキングやライティング力(英語力)がない」ことです。

 

TOIECハイスコア保持者はそれなりにチヤホヤされ、期待もされます。

同期に比べ早くから国際的な仕事に携わる機会があります。

 

 

しかし、TOIECハイスコアだけの人はリーディングとリスニング力があるだけで、通訳や英訳といったスピーキングやライティング力が問われる業務ができるわけではないです。

そしてできなかった場合、周りからの期待が大きかった分、失望も大きいのです。

 

私の大学時代のゼミの同期である女子学生のお話をします。

彼女はTOEICのスコアがとても誇らしく(800点以上)、そのスコアでいつも周りから尊敬されていました。

もちろん私も尊敬していたうちの一人です。

彼女はいつも図書室でTOEICの勉強に励んでいたことを今でも鮮明に覚えています。

 

ゼミ紹介の場の時、教授の無茶振りで「ちょっと英語で話してみてよ!」と彼女は突然言われてしまいました。

 

ですが、彼女は何も言えませんでした。

その時の場の決まりの悪さ、気まずさは今でも考えると何も言えません。

 

彼女は英語を話せると周りから思われていました。

例え実際に彼女の英語を聞いたことなくても、留学経験がなくてもです。

 

彼女もそう思われていたのは知っていたと思いますが、おそらく期待が大きかったので強くは断れなかったのでしょう。

そして期待が大きい分、失望も大きかったのです。

 

その後に彼女を表立って責める人はいませんでしたが、裏で言う人ちらほらいました。

「本当に英語できるのかよ・・・」と。

 

事実とは言え、少し辛い話を共有しました。

しかし、私は彼女の英語力とかではなく、TOEICという1つの試験に挑み続けた彼女の姿勢を尊敬しています。

TOEIC嫌いな私にとっては不可能なことですので。

 

実際の仕事で使う英語

 

私は某大手企業勤務とは言っても、まだ1つの職務しか経験していません。

ですが、英語を使った業務はだいたい限られます。

 

当時私と同じ部署に回されたTOEICスコアが同期の中で最も高い人は早くから英語力を駆使し、国際的な仕事に携わっていました。(彼は長期の留学経験があったので、英語力も尊敬するべきレベルでした。)

 

彼と比べたら大したことではないですが、私の場合、同部署で急に翻訳や通訳を振られることもありました。

 

他にも単純に電話応対、直接接待、メールでのやりとり・・・

 

では実際に一般的な仕事で使う英語には何が求められのか?

 

正直、英訳や通訳業務ではない限り大した英語力は必要ありません。

 

英文に関しては今はGoogle翻訳をはじめとした翻訳機能もあるし、リーディング力がなくてもそんなに困りません。

Google翻訳などの無料翻訳システムはまだまだ正確さ問題がありますが、一般的な意味を理解する上では問題ないです。)

気を付けるべきはその会社の専門用語ぐらいです。

 

またリスニング力だけがあっても、リスニングだけが必要な業務なんていうものはありません。

聞いたものをアウトプットしなくては仕事にはなりません。

 

通訳、電話対応、接待・・・

リスニングが必要な時にはかならずスピーキングスキルも必要になってくることをお忘れなく。

 

就活と実際の仕事の間の英語パラドックスはなぜ起こってしまうのか?

 

前章までのことから、英語力が実際の仕事では必要であることにも関わらず、TOEICのスコアは就活において大きなアドバンテージであることも事実です。

 

TOEIC=英語力ではない」という理由がこんなにも明白なのに対して、なぜ就活と実際の仕事の間にこのようなパラドックスが起こってしまうのか?

 

第一に、TOEIC=英語力ではない」という事実を企業の採用側は理解していないことが多いです。

現代の会社の人事や経営陣は比較的英語力が乏しい世代なので、理解していないことが多いのです。

 

減災の私の会社の会長でさえ、英語力や大したTOEICスコアもないのに「TOEIC=英語力」という認識を断固として持っています。

おかげで昇進、業務内容、優遇処置などに大きな差が生じ、TOEICスコア格差が広がっています。

 

続く理由には、TOEIC以外に英語を測るものがないという事実です。

これに関しては致し方がありません。

コミュニケーションに近いことををテストで測るのはなかなか難しいです。

 

面接の際に英語面接を設ければ少しは判断しやすくなるとは思うのですが。

 

TOEICのスコアが必要な大企業は残念ながらまだまだあります。

だいたいは古い老舗の企業です。

 

だから今の英語学習に取り組みたい学生はスコアだけじゃない、スコア負けしない、スコア以上の英語力を付ける事が求められるのです。

 

「英語力をつけることを先決し、TOEICのスコアは後から追ってこさせる」

 

こちらは動画の中では述べることはできなかったことです。

 

スピーキングスキルやライティングスキルはアウトプットスキルです。

アウトプットスキル、特にスピーキングが出来ればリスニングやリーディングを含めた全てのスキルが身に付きます。

結果的として、TOEICのハイスコアも狙えるのです。

 

冒頭でも記述しましたが、TOEICのハイスコアは間違いなく就活には有利になります。しかし実際の仕事においては英語力が必要になります。

だから、英語学習に取り組むのであれば、TOEICハイスコアを目的とするのではなく、英語力向上を目的とした勉強をしてほしい、ということなのです。

 

学生の皆様が有意義な学生生活と英語学習を送れることを祈っております。

 

最後までご回覧頂きありがとうございました。