【英語勉強法】英語が全然聞き取れない。英語が聞き取れなくてもアレがわかれば英会話はできる!?わずか1年半で英語力0→通訳業務に至った私が考えるリスニング力とは?
こんにちは!ピーバタです!
本日もご回覧ありがとうございます!
YouTubeに上げている動画の視聴者さんからよく次のようなご質問を頂きます。
「なぜ1年半という短期間でリスニング力がそこまでついたのか?」と。
私自身、今だにリスニング力があるとは思ってはいません。
それでも英会話ができるのは、おそらくみなさんの思われている”リスニング力”と私の思うそれとでは、若干捉え方が違ってくるからなのではないかと思っています。
以前に動画でも共有はさせて頂いているのですが、今回の記事では私の思うリスニング力についてご紹介します。
「英語が聞き取れないから、英会話ができない・・・」と思われている方にはぜひ参考にして頂きたいです。
言っていることは同じですが、本記事にはない内容もあります。ぜひ動画もご確認ください!
【英語勉強法】リスニング力ってなに?1年半で英語力0→通訳業務になれた私が思う英会話におけるリスニング力についてシェアします!
私は”リスニング力”があるわけではない。
私の英会話動画を見て、リスニング力があると思って頂けるのは本当に嬉しいことです。
リスニング力を養うことは確かに大事なことです。
しかし、私自身リスニング力があるとは思っていません。
少なくとも、みなさんの思うリスニング力の定義って言ったら私は間違いなくリスニング力は誇れたものではありません。
リスニング力に関しては今でも課題ですし、スピーキングより難しいんじゃないかなと思います。
今はTOEICのリスニングはしっかり聞けるものの、ネイティブの言っていることがわからないことなんて頻繁にあります。
そして何より私はどの英語も一語一句聞き取れているわけではありません。
みなさんの思うリスニング力とは、きっと”英語を一語一句聞き取れる力”を指しているのではないでしょうか?
英会話において一語一句聞き取れているわけではないので、私はリスニング力あるわけではない、と断言しているのです。
日本語で考えてみてください。
日本語ネイティブスピーカーの私たちは、日本語を日常的に使います。
しかし、日頃から相手の言っていることを一語一句聞くようにしているでしょうか?
ほとんどの人は日本語でも相手の言っていることを一語一句正確に聞き取っているわけではありませんよね?
英語が聞き取れなくてもアレがわかれば英会話はできる!?
では、何を聞き取っているのでしょうか?
私だちが言語のコミュニケーションで聞き取るのではなく感じ取っている物、それはニュアンス(相手の伝えたいこと)です。
日本語でも、私たちは日本語を一語一句聞き取れなくても、相手の伝えたいことは理解できますよね?
それは一語一句ではなく、ニュアンスを理解しているからです。
周りの早口な人が話している日本語を思い出してみてください。
一語一句聴けなかったとしても、意味はわかってるはずです。
逆に相手の言っていることを一語一句理解しようとすると、相手のニュアンス理解することではなく、聞き取ることに気持ちが入ってしまい、結局「相手の言っていることがわかんない・・・」なんてことになります。
日本語でもいいので試してみてください。
日本人にとっては難なくできそうですが、一語一句聞きとることに意識しすぎて、ニュアンス理解はしにくく感じるはずです。
「英語が聞き取れないから、英会話ができない・・・」と思われている方は、相手の言っている英語を一語一句しようとしてはいないでしょうか?
では、ニュアンスはどうやって理解すればいいのか?
まずは「相手は同意してるな〜」「怒ってるな〜」「褒めてるな〜」程度で結構です。
それが出来たら「相手は○○○という理由で同意しているな〜」「相手は○○○って理由で褒めてるな〜」のように、どんどんとニュアンスの範囲、正確さを上げていきましょう。
相手が話している時の感情や身振りなどもヒントになってきます。
もっと序盤からスタートしたい人は、相手の言っていることがポジティブなことなのか、それともネガティブなことなのかの判断からでも大丈夫です。
私はそのレベルからスタートしました。
相手のニュアンスが理解できれば、相手の言ったことを自分の解釈で理解することでき、英会話もしやすいでしょう。
リスニング力を養うのはスピーキング練習
とは言っても、やはり最低限の(みなさんの思われる)リスニング力は必要になってきます。
リスニングができない原因はたったの2つ。
「そもそも語彙がわからない」「英語の発音がわからない」です。
ではリスニング力はどのように養っていくか。
私はリスニング専用の勉強をしているのかと言ったら、全くしていません。
私が普段の英語学習でしているのは、シャードイングとスピーキングだけです。
結果的にはリスニング力を鍛えることにはなるのですが、それを狙っているのではなく、私はスピーキング力を向上させるために行っています。
リスニング力向上はその副産物に過ぎません。
そう言う意味では、一般的に言われる「話せるようになれば聴ける」っというのは正解です。
しかし、気をつけなくていけないのは「発音も含めて話せるようになること」です。
自分で発音できる言葉は聞いて理解できます。
また最初から難しい英語を聴いていけません。
よく会話に出てくる(レベルで言うとTOEICスコア500点くらい)ような本当に簡単な英語から始めるのです。
TOEICのハイスコアを追い求めてた人からすると、「なんで今さらそんな簡単な語彙からなの?」って感じですよね。欲張る気持ちもわかります。
しかし、スピーキング、あるいは英会話はTOEICと別次元であることを理解してください。
おそらく、簡単と思われている語彙も正しい発音はおろか、口から出てこないのではないでしょうか。
ちなみに、シャドーイングをするということは、もちろん英語の音源も一語一句聞きとる必要があります。
「さっきと言っていることが違う!」と思われたでしょうか。
そうではありません。
ニュアンスを理解するのはあくまで、実際の英会話の場で意識することです。
それに加え意識しなくても、一語一句聞き取れるくらいのリスニング力があれば、より正確で自然な英会話ができるのです。
だから普段の学習では、一語一句聞きとることにもフォーカスするのです。
私の場合、初めて聞く英語の音源は、1回目は実際に英会話をしているような感覚(ニュアンス理解に意識)で聞きます。
2回目以降は、一語一句聞き取ることに意識します。
以上、今回は私の思うリスニング力についてやニュアンスが理解できれば英会話はできることをご紹介しました。
みなさんの英会話、英語学習に少しでもお力になれたら嬉しいです。
今回も最後までご回覧ありがとうございました!